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健康コラム

俳優・画家
片岡鶴太郎さん

Tsurutaro Kataoka

かたおか つるたろう/ 1954年12月21日生まれ。東京都出身。タレント・俳優・画家・プロボクサー。 高校卒業後、声帯模写の片岡鶴八に弟子入りし、東宝名人会や浅草松竹演芸場に出演。テレビのバラエティ番組を足がかりにして人気を博す。 その後、役者の分野も開拓。映画『異人たちとの夏』(1988年)では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、毎日映画コンクール新人賞、ブルーリボン助演男優賞などを受賞。 現在は幅広いキャラクターを演じる俳優として、ドラマ・映画・舞台で活躍中。また、1988年にはプロボクシングのライセンスを取得。 画家としては、1995年に東京で初めての個展『とんぼのように』を開催。以降、毎年全国各地で個展をひらく。

今回のインタビューは、タレント・俳優としてはもちろん、近年は画家や陶芸家としての活躍もめざましい片岡鶴太郎さん。10月11日から京都・松花堂美術館で開催される個展や、元気の秘訣などについて伺いました。

―10月11日から12月8日まで、京都・松花堂美術館で個展が開催されますが、今回の個展のテーマを教えてください。

 今回は「秋」をテーマにした作品を展示する予定です。毎年、新作展を東京でスタートして全国を巡回するんですが、松花堂美術館の場合は新作ではなく、 松花堂に合う作品をコーディネートする展覧会なんです。「竹」と「椿」の作品をメインビジュアルにして、全体は「秋」のモードでまとめた展覧会になると思います。

―絵を描き始めたきっかけは?

 絵を描き始めたのは20年前、きっかけは「椿」ですね。ある日、フッと見た椿に感動して「こんなきれいな花を描ける人になれたらいいな」と思い、 絵を描くようになったんです。38歳という年齢もあったと思いますね。あと、その当時の心境というんでしょうか…鬱々としていた時期でもあったので。 それまでは、まったく絵を描いたことはありませんでした。

―鮮やかな色の絵が多いですが…

 水墨画は墨の濃淡だけで描きますけど、僕の描いている墨彩画は墨と岩絵具という日本画の絵具を使って描いていきます。
 岩絵具は自然石から作られているんですが、例えば薄いブルーだとラピスラズリという宝石を砕いて絵具にするんです。 だから、何百年たっても何千年経っても色は退色しないんですよね。そういうパワーを持った岩絵具の色は、鮮やかでもの凄く綺麗なんですよ。

―鶴太郎さんにとって、絵を描く面白さとは何ですか?

 まったくの独学で始めたものですから、決して僕の絵は上手くないんです。こういう絵が描きたいと自分が思い描く絵と、実際に自分が描いた絵にギャップがある。 そのギャップを埋めるためには、ひたすら描くしかなくて…。でも描いているうちに少しずつ自分の思いが絵にのってきて、色でも自分の気持ちを表現できるようになって、 それで「絵で表現する」ということにのめり込んでいきました。

―これまでのお笑いや役者、ボクシングなどの経験は絵に活かされていたりしますか?

 ものまね、ボクシング、お芝居…原点がものをまねるというところがすべてに共通する部分ですね。 絵を描き始めた時も、例えば魚を描くならその魚の特徴をデフォルメする、クローズアップしていくという表現の仕方でしたから。 ボクシングをやっている時も尊敬する世界チャンプのフォームとかパンチの打ち方をまねしながら修練していましたし、 役者の場合は与えられた役の特徴だなと思うところをデフォルメする。最初にまねをするという作業がすべてに共通するとっかかりですね。

―タレント、役者、画家、陶芸家…多忙な毎日を送られていますが、いつも元気でいらっしゃる秘訣は?

 大事なのは、やってみたいと思うことをすぐやることだと思いますね。常に時間は刻々と過ぎ去っていきますから、 今したいこと、興味のあることをしていくのが大事だと思うんです。また、新しいことをすると刺激的ですしね。
 それと、継続することがとても大切だと思います。継続しないと何にも身につかない。ちょっとやってやめてを繰り返していては、先に進まないし、何にも変わらないんです。 そういう毎日では、元気もなくなると思いますよ。

―ストレスの発散法を教えてください。

 ストレスはないです!イヤなことは一切しないですから(笑)。もう本当に自分の好きなことしかやっていないんですよね。 今やっていることは全部好きで始めたので、苦痛になることはありません。

―鶴太郎さんと言えば、素敵な「笑顔」が印象的ですが…

 笑顔でいられるのは、やっぱり好きなことしかやっていないからでしょうね(笑)。あんまり否定的なことも考えないですし。 常にくだらないこととか面白いことしか考えていないですね(笑)。
 人の悪口を言ったり、今日はつまんないとか否定的なことばかり考えていると、その嫌な波動が全部肉体に伝わっていきますから良くないですよ。 内臓が悪くなると思います。

―最後に読者へメッセージをお願いします。

 誰しも老いていくのは自然な形で、でも老いることにもいいところはあると思うんです。 同時に、老いていくからこそ自分で肉体管理をしていかなくてはいけないとも思っています。健康というのは自分だけの問題じゃなくて、ご家族の方のためでもあると思いますしね。 自分の体とはいえ、神からお借りした体ですから大事に精一杯使って、あとは綺麗にお返しするというのが僕の一生のテーマだと思っています。 だから、綺麗にお返しするということを前提に節制をして、体を大事に使っていくことが元気につながると思いますよ。

片岡鶴太郎展

場所:京都・八幡市立松花堂美術館
   (京都府八幡市八幡女郎花43)
会期:2013年10月11日(金)~ 12月8日(日)
   午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
観覧料:一般600円 学生500円 ※高校生以下無料
休館日:毎月曜日 ※月曜日が休日の場合は翌平日


トークショー

11月9日(土)午後2時~
八幡市文化センター大ホール
※入場料1,000円(全席自由)


サイン会

11月10日(日)午前11時~
松花堂美術館講習室
※画集購入者限定