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健康コラム

元プロボクサー・タレント
具志堅用高さん

Youkou Gushiken

沖縄県出身。1955年6月26日生まれ。高校3年の時にインターハイで優勝し(旧モスキート級)、卒業後に上京。1974年にプロデビューを果たす。1976年、9戦目でWBA世界ライトフライ級の王者に輝く(当時の国内最短記録)。その後も防衛戦を勝ち続け、13度の世界王座防衛に成功(日本人世界王者の最多防衛記録で、現在も破られていない)。14度目の防衛戦に敗れたのち、引退する。引退後は、日本人初のボクシング世界王者・白井義男とともにボクシングジムを開設。後進の育成に力を注ぐ一方、タレント活動を行い、独特のキャラクターで多くのバラエティ番組でも活躍する。

今回のインタビューは、元プロボクサーで現在はバラエティ番組などで人気を集める具志堅用高さん。現役から引退までの話やストレス解消法など、いろいろなお話を伺いました。

―ボクシングを始めたきっかけは?

 高校1年の時、クラスでボクシング部に入っている子たちに誘われて練習を見学に行ったんだよね。翌日やってみようかなと思って入部。そこが僕のボクシング人生のスタートです。その後、高校3年の時にアマチュアのタイトルを獲って、それからプロの世界に入ったね。

―現役時代、一番つらかったことは?

 試合までの気持ちの持っていき方。ボクシングは自分との戦いだから、自分でコントロールするしかないんだよね。僕はハングリーな時代に育ったから、一番きつかった時にも我慢ができた。遊びたい時に遊べない、食べたい時に食べられない、お金がない、チャンピオンになるまでは心の余裕はなかったね。
 家にいる時もイメージトレーニングをしたり、いい選手のビデオを見たりして、夜寝る時間が迫ってくる。朝早く起きてトレーニングをするので、12時前には寝ていたよ。
 本当にボクシングが好きで世界チャンピオンを目指すには、それぐらい私生活を徹底しないとね。20年も30年もできるスポーツじゃないから、自分で目標をかかげて「10年以内に世界チャンピオンになる!」という気持ちでやらないとダメだね。

―現役時代、一番嬉しかったことは?

 1976年、9戦目で世界を獲った時。当時21歳だったけど、それまでの人生の中で一番嬉しかったな。ボクシングをスタートして、これ以上はないほどの喜びで、つらい練習とかもすべて一瞬のうちに楽しみに変わっちゃったね。あのリングでの喜びは、世界を獲ったボクサーにしか分からないんじゃないかな。

―世界チャンピオンになった後は?

 すぐに防衛戦。今は半年後とかだけど、僕は3カ月後には初の防衛戦だった。試合後は1カ月くらい疲れがとれず、目も腫れて、それを年3回のペースでやっていた。
 防衛する度に「俺は絶対負けないんだ」って気持ちが強くなっていったね。チャンピオンになるのも大変だけど、守るのはもっと難しい。勝って当たり前だし、試合の内容も問われるからね。ノックアウトで勝つと、ファンの方もすごい喜んでくれる。喜ばれるチャンピオンでいたいから、良い試合で勝たなくちゃいけないというプレッシャーは感じてたけど、現役生活は楽しかったね。

―引退を決めたのはいつですか?

 防衛戦14戦目で負けてすぐにね。リターンマッチをする場合、90日以内に申請しなきゃいけないんだけど、同門のジムの後輩(渡嘉敷勝男)に譲った。もう一度戦う気力が出なかったんだよね。負けた時、ドーンと海から落とされた気分で…。地元沖縄で試合していたからなおさらね。

―日本人世界王者の最多防衛記録(13度の防衛)をお持ちですが…

 無理な減量をしなかったから、長く自分の階級を維持できた。あの頃は当日計量だったけど、当日計量は練習してきた力を100%出すには不利なんですよ。僕の場合は減量がきつくなかったから、試合に練習のパワーが100%出せた!
 太りにくい体質もだけど、バネや背筋、スピードも強い身体だったのがよかった。親に感謝だね。あとは小さいころ育った環境のおかげ。自然なところで遊びまくったからね。

―引退後は数多くのバラエティ番組などに出演し、〝天然キャラ〞として人気を集めていますが、ご本人はどう思われていますか?

 天然って意味が分からないけど、僕は自然にそのままなんだよね。クイズ番組では何か答えないといけないから、コレだと思った通りのことを答えているだけ。だから「またか!」って言われても困っちゃうんだよね。ウケを狙ってやってるんじゃないから。知っているけど、50歳を過ぎたらなかなか名前が思い出せないんですよ(笑)。
 ボクサーは天然といわれる人が多いけど、あれって自然のままだから。「ジャブ」って言われても、自分が正しいと思ってストレートを打ったりしてる人ばかりだからね(笑)。みんな独特なキャラを持ってる。でも、いまだに「OK牧場」の意味はよく分からないけど(笑)。僕の「ちょっちゅね」は「そうですね」がなまった言葉だから分かるけどね。

―ストレスの解消法を教えて下さい。

 趣味を持ったり、お酒を飲んだり、人と会ったり、そういう風に好きなことをして、ストレスを溜めないようにするのが大事なんじゃないかな。僕は「あっ休みだ!」となったら、すぐに動く。こないだ2、3日休みをもらった時も、ポーンと沖縄まで飛んで行って、ゴルフして、ご飯を食べたよ。タイトなスケジュールだったけど、ストレス解消になったねぇ。

―読者に、健康についてのアドバイスはありますか?

 ストレスを溜めない!睡眠不足はイライラするし疲れもとれないから、睡眠はよくとる!あとは食事をしっかり摂る!それをきちんと毎日のリズムでできればいいと思うよ。
 健康は生活のリズム。僕はボクシングのリズムと生活のリズムが一致したからいい試合ができたと思っている。だから、現役を離れてからも生活のリズムをキープするようにしています。健康が第一だからね。

白井・具志堅スポーツジム 2013年初興行

ザ・カンムリワシ・ファイト vol.45
★WBA女子世界Sフライ級 タイトルマッチ
 チャンピオン山口直子 2度目の防衛戦
★OPBF東洋太平洋女子Sフライ級 タイトルマッチ
 チャンピオンつのだのりこ 初防衛戦
★江藤三兄弟チャレンジマッチ
ほか、新人王戦などを開催予定
会場にてお待ち申し上げます。

日時   2013/4/10(水) 18:00開始予定
場所   後楽園ホール
問合せ先 白井・具志堅スポーツジム 03-5377-5535