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健康コラム

俳優
別所哲也さん

Tetsuya Bessho

静岡県出身。1965年生まれ。90年、日米合作映画「クライシス2050」でハリウッドデビュー。その後、ドラマ・映画・舞台・ラジオと幅広く活躍。近年では、大作、話題作の舞台に立て続けに主演し、2010年、第1回岩谷時子賞奨励賞受賞。99年より日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰。

今回のインタビューは、俳優、ラジオのナビゲーター、映画祭の主宰など、多彩な顔をお持ちの別所哲也さん。現在、往年のスター・越路吹雪さんの生涯を描いた舞台『Chanson de 越路吹雪 ラストダンス』にご出演中です。そんな別所さんに今回の舞台や、元気の秘けつなどについて伺いました。

―『Chanson de 越路吹雪 ラストダンス』にご出演されますが、どのような役柄でしょうか。

 僕が演じるのは、越路さんがずっと思いを寄せていた、実在した真木小太郎さんの役です。マイク真木さんのお父さんですね。恋人であり、仕事面でも振り付けや衣装などを通じて越路さんを支えたという男性です。
 作品はとても面白くて、越路さんのさまざまな楽曲を軸にして物語が進み、いろいろな形で曲を楽しんでいただけるものになっています。一幕と二幕でだいぶ作りが変わるので、2つの視点から舞台の魅力を味わっていただけると思います。

―今回の役柄とご自身とで、何か通じるところはありますか?

 そうですね、やっぱり人間ってみんな誰かを支えていて、誰かに支えられているということをよく感じるんですが、それって一方通行ではないんですよね。仕事でも、表舞台の人と裏のスタッフはお互いが支えあっている。舞台でえがかれる世界でも、実生活でも、そういった関係性は同じだなと思いますね。

―全世界400の国と地域から集められた「ショートフィルム」を上映する国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」を毎年主宰されています。ショートフィルムに魅入られたきっかけは?

 じつは初めは先入観があったんです。アメリカでデビュー映画の撮影中、毎週末のようにショートフィルム上映会に誘われたんですが、その頃は「学生が作ったようなものだろう」みたいな勝手なイメージがあって、ずっと見ようとしなかったんです。
 でも、帰国して30代に入って再度アメリカに行ったとき、友人に誘われてショートフィルムをしぶしぶ見たんですが、それが非常に面白かったんです。それがきっかけになりましたね。

―ショートフィルムは若者向け、というイメージもありますが、そんなことはないのでしょうか?

 全然そんなことはないです。横浜にショートフィルム専用劇場を作ったのですが、そこで年間パスポートを持って通ってらっしゃる方は50代、60代以上の方なんです。古き良き銀幕スターを知っている、映画世代の方ですね。欧米でもショートフィルムを楽しんでいるのは、プレミアムエイジと言われる50代以上の方たちです。幅広い世代の方に楽しんでいただきたいですね。

―舞台やドラマに映画、月〜木曜の毎朝のラジオ、映画祭の主宰など、とても多くの顔をお持ちですが、健康を保つ秘けつは?

 朝のラジオ番組をやらせていただくようになって、生活にひとつのリズムができたのがよかったと思います。健康や生活には、やっぱりリズムが大切ですね。そのリズムは人によって違うとは思いますが。
 あとは、ストレスをためないように、食べたいものを、食べたいときに、食べたいだけ食べる。要は、身体が欲したものを、ちゃんと食べるようにしてます。不思議なもので、例えば肉が好きだからと食べ続けても、実際はそう長く続かないんですよね。ちゃんと身体が、野菜を欲したり果物を欲したり、正直に欲求するので。だからきちんと身体の声に耳を傾けるというようなことが大切だと思います。
 あとは、年齢を重ねて大事になるのは、血行やリンパなどの流れだと思うので、それを動かすようストレッチはよくしています。お医者さんにもよく言われることは、血液がちゃんと身体に酸素を運んで、リンパがゴミを出してくれれば身体は基本的に問題ないんだと。だから朝のラジオでも、音楽が流れている間は、よくストレッチをしていますよ。

―「これがあれば元気でいられる」というようなものはありますか?

 やっぱり、「必要とされている」という実感が、元気につながりますね。舞台でお客様に喜んでいただけたり、すばらしい時間を共有することでもそれは実感できます。    
 朝のラジオでいただく1通のメールで「別所さんが毎朝元気でいてくれるだけで元気がもらえます」ってメッセージをもらったら、こちらも健康でいよう!と思えますしね。だから僕、7年ラジオを続けていて、熱が出たのは1回しかないんです。
 病は気からと言いますが、その根っこにあるのは、達成感、必要としてる・されてる充実感や、人と繋がることだったりするのかなと。食事にいくら気をつけていても、ストレスがなくても、それだけで生きていけるわけではないような気がします。

―最後に読者へメッセージをお願いします。

 どんなことでも、誰かと伝え合うことで、だいぶ人は変わると思うんです。僕が昔から思っているのは、「自分と同じような悩みをもっている人がこの世界に3人はいる」ということです。何かあっても、自分1人で抱え込んでしまうと悪循環を生むこともあると思います。自分を理解してくれる人は必ずいると思って前に向かう気持ちを自分から作ることが、元気のスタートラインだと思います。

『Chanson de 越路吹雪 ラストダンス』
女優・シャンソン歌手として、国民的人気を誇った越路吹雪。
恋に生き、歌を愛した彼女の生涯と、それを彩った数多くの人々の物語です。
「愛の讃歌」「サン・トワ・マミー」など、越路吹雪の数々のヒット曲とともにお贈りします。
出演:瀬奈じゅん 斉藤由貴 別所哲也 ほか

【公演日程】
12/4(火)~ 19(水)東京 日比谷シアタークリエ
12/22(土)12:00 / 17:00 名古屋 中日劇場
12/29(土)13:00 / 18:00、30(日)13:00
大阪 梅田芸術劇場 シアタードラマシティ

【問い合わせ先】
シアタークリエ TEL.03-3591-2400(11:00 ~ 19:00)
中日劇場 TEL.052-320-1888(10:00 ~ 18:00)
キョードー大阪インフォメーション TEL.06-7732-8888

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