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健康コラム

俳優
松村雄基 さん

Yuki Matsumura

東京都出身。1963年生まれ。テレビドラマ「生徒諸君!」でデビュー。80年代は大映ドラマの常連俳優として、TBS系「スクール☆ウォーズ」など数多くの作品に出演。俳優としての活動だけでなく、歌手や書家としても様々な方面で活躍している。

今回のインタビューは、テレビドラマや映画、舞台で活躍中の俳優・松村雄基さん。5月から明治座で早乙女太一さん主演舞台「GOEMON〜孤高の戦士〜」に、織田信長役で出演されます。舞台のお話やデビューのきっかけなど様々なお話を伺いました。

 

―「GOEMON」に出演されますが、 どんなお話ですか?

時は戦国。豊臣秀吉の世。大泥棒である石川五右衛門が主人公のお話です。舞台の原案は以前、映画化もされているのですが今回の舞台では、より五右衛門の人間性に迫った物語になっています。

―松村さんの役柄を教えて下さい。

僕は織田信長を演じています。あまりにも有名な人物ですから、正直プレッシャーはありましたね。今回の信長は荒々しい役ではなく父親のような存在で描かれています。
信長は残忍なイメージがありますが、実際史実的にも奇人ではなく、訓練に訓練を重ねた努力の人だったようです。努力や練習を積まなければ、ダイヤモンドもただの石ころと同じ。信長はそれを怠らなかっ
た人物なのだと思います。僕も見習いたいですね。

―現場の雰囲気はいかがですか?

とてもエネルギッシュな現場です。活気に溢れていて、稽古場にいてワクワクします。早乙女さんが演じる五右衛門の大立ち回りシーンは、何度見ても胸を熱くさせますね。今回の舞台で伝えたいテーマでもあるんですが、今生きている生身の人間の活気がストレートに伝わってくる舞台だと思います。

―舞台は体力を使うお仕事だと思いますが、日頃の体調管理について教えて下さい。

適度に運動をしています。朝はランニング。その他、柔軟や筋トレは自分で組み立てたプログラムをできるだけ行うようにしています。食生活もなるべく規則正しく、睡眠もちゃんと取るようにしています。最近は、如何に自分の健康をキープするかということに興味をもっています。50歳を目前に身体も老化してきましたし、以前教えてもらった健康法をそのままやっていてもガタがくると思うんです。身体と心が両方健全な時にこそ、良い仕事ができると最近とみに思ったこともあり、今の自分にとってどんな健康法があるのか模索中です。

―ストレス発散方法があれば教えてください。

走っているとストレス発散になりますね。あと、茶道です。コンスタントには行けていませんが、茶道の先生がステキな先生でとてもパワーを頂けます。お手前の稽古や作法を2、3時間習っても、全然苦なく楽しく習えますね。

―書道もご趣味だとうかがっていますが、はじめたきっかけは?

たまたま本屋で「戦後日本の書をダメにした七人」という本と出会いまして、それが言いたい放題の内容で面白かったんです。これだけ言う人はどんな人なんだろうと興味を持ちました。それがきっかけでその著者である大渓洗耳先生が創設者の学校に通うことになりまして、それが僕と書道との出会いです。お茶に書道、その他に詩吟と剣舞も趣味ですね。僕の祖母が詩吟の先生だったこともあり、小さい頃から親しんできました。こうして考えると、和事が多いですね(笑)。

―今年を漢字一字で書くのなら?

そうですね。色々なことが思い浮かぶけど「活」。生きるではなくて、「活きる」。去年の東日本大震災などの出来事から一年経って、やはり一人じゃ生きていけないんだなと思いました。でも、支えあっていくにしても絆を深めるにしても、やはり自分自身がイキイキと生きていかなければならないと思ったんです。だからこの字を選びますね。

―今までで一番印象深かった仕事は?

自分がこうやって続けてこれたのは、「スクール☆ウォーズ」というドラマに出会ったからですね。その作品のキャストやスタッフと知り合えて、僕の中で何かが動いたのだと思います。作品自体は実話をもとにした話でしたが、高校生がギリギリのところで生きるか死ぬかの思いを重ねて、親や先生とぶつかっていく…。僕は当時20歳で高校生を演じていましたが、僕の当時の気持ちとリンクすることが多くて。これは芝居上のことなのか、現実のことなのか、という思いになることが多々あり、無我夢中になって演じていました。
演じている時どういう気持ちだったかは覚えていませんが、色々な人から「お前のあの姿で頑張ろうという気持ちになった」という声を頂いて、はじめて誰かの力になれるんだなと実感しました。こんなに影響力があって、自分の中でも何かが変わることがある。今までで一番揺さぶられた作品ですね。

―最後にメッセージをお願いします。

身体の元気は気持ちから。気持ちの元気は身体から、だと思います。そのためには、自分が気持ちのいいもの、元気になれるものを自分で見つけて楽しむのがリラックス法だと思います。僕の場合だとそれがお茶とかなんですよね。

そのリラックス法の中に、お芝居を見るという選択肢も取り入れて欲しいと思います。今回やるお芝居を観て頂けたら、きっと元気になると思うんです。何故なら老いも若きもみんなこの舞台にかけているからです。その情熱や汗や涙やら生で流す姿を観て頂き、そこから何かメッセージや元気をお伝えできるかもしれません。是非足をお運びくださればと思います。

 

明治座創業140周年記念 早乙女太一特別公演
一、GOEMON ~孤高の戦士~
二、早乙女太一 舞踊/剣舞・影絵
平成24年5月5日(土・祝)~27日(日)
出演
早乙女太一、すみれ、松村雄基、堤大二郎、山本亨、桜木健一、波乃久里子ほか