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健康コラム
大畑大介さん

元ラグビー日本代表
大畑大介 さん

Daisuke Ohata
1975年11月11日、大阪生まれ。小学校2年からラグビーを始め、東海大仰星高に進学。93年に高校日本代表に選出される。俊足を武器に、京都産業大時代に日本代表入りを果たした。98年に神戸製鋼に入社し、神戸製鋼コベルコスティーラーズアンバサダーに所属。99年にラグビーW杯に初出場。その後、オーストラリアへのラグビー留学、フランス・プロリーグのモンフェランへの移籍を経て、古巣の神戸製鋼に戻る。ラグビー以外にも、TBSのスポーツマンNo.1決定戦で2回優勝したことがある。2011年3月現役引退。

ラグビー界のスタープレイヤー大畑大介氏。世界を舞台にプレイしてきた大畑選手ですが、今年3月に25年という選手人生を引退しました。その直後に東日本大震災が発生。現在の胸中や今後のことについて伺ってみました。

ラグビーをはじめたきっかけは何だったのでしょうか?

昔ラグビーをしていたオヤジの影響ですね。一般の家庭で見るナイター中継と同じ感覚で、当時地上波で放映していたラグビーを観ていました。その頃、新日本製鐵釜石ラグビー部(現・釜石シーウェイブス)がV7していて、そのチームにいた松尾雄治さんというプレイヤーに憧れていましたね。僕は大阪で育ったんですが、周りはみんな阪神タイガースを応援している環境。もともと、周りの人間と同じことはしたくないって意識があったから、そういう意味でもラグビーと僕はとても相性が良かったと思います。

ラグビーをやっていて、ケガなど様々な苦難と直面したとき、どう乗り切っていましたか?

深く考えないようにしていましたね。真っすぐやってそういうことが起きたことは、とても残念だとは思いますけど。僕の場合、ケガをしてもラグビーに対する気持ちが切れていないので、またトライすることができたと思います。

ポジティブな考えが大切ということでしょうか?

ポジティブな考えとはちょっと違います。前を向くことも大事ですが、困難を乗り切るために大切なことは、自分のことを信じること。少しの可能性でも自分を信じてチャレンジすることで次につながると思います。自分の可能性は人に作ってもらうことでもないし、自分の殻をやぶることは自分にしかできない。確かに方向性や可能性を見出してくれるのは周りの人間がやってくれるかもしれませんが、それを突き抜けて1歩進めるかは自分の心意気ひとつ。僕に関しては、プライドをもって今までどんな困難でも乗り切りチャレンジしてきたと断言できますね。

大畑さんは先日現役を引退なさいましたが、引退までの経緯を教えていただけますか?

神戸製鋼でキャプテンをやっていましたが、いまいち結果がでていなくて。1年前、チームのことを含めて、色々と考えてましたね。チーム内では若い人との間に溝ができていて。みんなでチームを強くしようという当事者意識がそれぞれになく、どこか人任せな雰囲気が漂っていました。自分がチームにいることが原因なのかと悩み、いっそ若い人達に全てをまかせ、一新した方がいいと思ったそんな時でした。若い選手の何人かが「キャプテンをやめたとしても、チームに残ってくれることが僕たちにとっては力になるんです」と言ってくれて。そういう奴らがいると「じゃあ俺辞めるわ」と自分本位の考えは言えないですよね。 それなら今度は自分の身体だけと向き合い、後1年やってみようと思いました。とことん燃え尽きて、燃えカスが残らないまで悔いなくやろうって。そして、今はほんとにやりきったと思います。今は生まれ変わってもラグビーをやりたいとは思わないですから。

現在、日本は色々と暗いニュースに溢れてますが、今の状況に何か思われることはありますか?

僕は16年前、阪神大震災という大きな災害を受けた地域でラグビーをしていました。当時直接被災したわけではありませんが、あの震災から3年後には神戸製鋼でラグビーをやり始めて。その当時、まだまだ復興中の時期でしたが、僕はラグビーを通してこの町の人に元気を取り戻してもらおうと思いプレイしてきました。でも、実はその逆。町も人々もまだまだしんどい状況にも関わらず、困難に立ち向かう彼らの姿に、僕達の方が逆に勇気をもらっていました。そしてそれをもらった僕達がまたプレイすることで被災した人達に喜んでもらえることが嬉しかった。そういうことも含めて、できる人間が自分のできることをするということはとても大切だと思います。

今後についてはどのような活動をお考えですか?

今は辞めた直後なので、時計の針が止まった感じ。でも何か他のスポーツをやってみたいですね。僕自身何度もケガで悩まされた経験があります。でも大きなケガをしても、僕のように気持ちが前に向いていれば新たにこういうこともできるんですと、そういったメッセージも発信できる人間だと思います。

最後に読者にメッセージをお願いします。

実は僕、ついこの間まで病院に入院していました。よく考えると、今年に入って2ヵ月くらいは病院にいましたね(笑)。今までケガも多くて入院生活の辛さは肌で実感しています。でもネガティブになって「何もできない」と投げやりになるのはダメだと思います。辛くても自分が回復していくにつれて前に進んでいることを感じれば気持ち的に明るくなっていくと思います。

『信じる力』
大畑大介


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