ホーム > あの有名人の健康法 > ファッション評論家 ピーコさん
元気読本をご自宅にお届けします
元気読本を一緒に作りませんか?編集・デザイナー募集
病院関係者の方はこちら。患者様サービスのご案内

健康コラム
ピーコさん

ファッション評論家
ピーコさん

本名:杉浦克昭。1945年1月18日、横浜生まれ。映画評論家のおすぎ氏は一卵性双生児の弟。タレント、ファッション評論家、シャンソン歌手など幅広く活躍している。レギュラー番組として現在、「情報プレゼンターとくダネ!」(月曜日)、「笑っていいとも」(水曜日)などに出演中。「ファッションチェック」はフジテレビから始まりTBSに移り、そしてまたフジテレビに戻るなど23年間局をまたいで続いた。活躍の一方、1989年、左目にメラノーマ(悪性黒色腫)ができ摘出手術を受ける。現在、義眼をいれて以前と変わらず幅広いタレント活動をおこなっている。


タレント活動、ファッション評論家、シャンソン歌手といった幅広い活動をなさっているピーコさん。元気で活躍中ですが、その活躍の裏で実は約20年前、「目のがん」に侵され左目摘出のご経験をされています。今回は、ピーコさんにファッションのことと「がん」を経て変わったことなど色々とお話を伺いました。

ファッション評論家として活躍なさっていますが、もともとファッションに興味を持ったきっかけは何でしたか?

私には身体の弱い姉がいまして、立ち仕事などは難しかったためお針子の仕事をしていました。その姉の仕事や姉が読んでいた中原淳一(※1)さんの本の影響からか、小さい頃から私にとってファッションは身近なものでしたね。高校卒業後、いくつか職についたのですが、「やりたいことを職業にしたい…」という思いが強くなり、文化服装学院に入って被服の勉強を一から学びました。 ドレスを作りたくって勉強をしていたのですが、その頃おすぎがドラマの制作会社に勤めることになって、その関係で女優さんのドレスを作ることになったんです。岡田茉莉子(※2)さんなどの服を作っているうちに、テレビに出るようになって。それがきっかけで、ファッション評論家としての道を進むことになりました。
※1 イラストレーター、人形作家、ファッションデザイナーなど様々な顔を持つ昭和に活躍した文化人。
※2 女優

現在、注目している流行やファッションは?

流行というのは、その時その時にあわせて変わるんです。現在、安く買えるファストファッションが流行っていますが、私はあんまり安いものばかり着ているのはよくないと思っています。服1枚を見ても、生地を作っている人がいて、糸などを作っている人、その上に縫う人もいるわけでしょ?
その人たちのコストをどんどん下げたら、お金にならないものばかり作らされて貧しいところは貧しいままなんです。それに、安い物はジーンズ一つを見ても、シルエットが汚かったりすることもありますしね。服を買うというのは、自分を如何にキレイ見せるかということだと思います。安いものを10枚買うなら、長く使える良いものを2枚買った方がいいと思いますよ。

オシャレする際のポイントは?

私はこういう仕事なので、少し若者風のものを着てしまいますが、心がけている点は「あまり人が着ていないもの」を着ること。誰かさんと同じものを着るのは意味がないと思うから。自分をどういう風に見せたいかという演出を、お洋服でコーディネイトして見せるのが一番だと思います。エビちゃん(蛯原友里)がいいからって、みんなエビちゃんのを着ていたら、それは違うでしょ?

目のお話をさせて頂ければと思うのですが、約20年前、初めて目の違和感を覚えた時のことを教えて頂けませんか?

その当時、鉛筆で原稿を書いていたのですが、左目に違和感を覚えて。マス目が見えなくなって、すごく縮小しているように見えたんです。両目で見ると、マス目がとんでいるように見えました。すぐに病院に行き散瞳検査もおこなったのですが、その時は老眼や乱視、結膜炎などと言われただけで、特に大きな異常は発見されませんでした。その後、少し経って総合病院のホームドクターに診てもらったんです。その日、たまたまいらっしゃっていた眼科の先生に診ていただくと「網膜剥離になっている」と言われ、すぐに入院しました。その後、精密検査を行って初めてメラノーマ(悪性黒色腫)ということが分かったんです。

手術する前と受けた後でお気持ちや考え方は変わりましたか?

デビューした時は仕事がいっぱいきて、自分のことしか考えない時期があって。もっと有名になりたいとかそういう気持ちばかりだったんです。気持ちが変わったのは、がんの手術後。 黒柳徹子さんや永六輔さん達が義眼募金を募ってくださって、300万円くらい寄付を頂きました。頂いたお名前を拝見すると、私が「嫌い」と思っていた人までいて。一人で生きているわけじゃないと実感した瞬間でした。 それからは、自分が仕事をするにしても、誰かの役に立ちたいと思いながら仕事をするようになりました。「自分のために」は一番最後になって、前とは違って欲がなくなりました。

現在、健康面で気をつけていることなどありましたらお教えください。

1日1万歩を歩くことですね。どこかに行くにしても、電車や地下鉄を使ってなるべく歩くようにしています。 「笑っていいとも!」の収録帰りには、新宿から青山まで約7500歩くらい歩くんです。その他の日も良く歩いていて、多い時は1万5000歩ぐらい歩くかな。あと、食べる量や3食のバランスも大事にしています。またこの時期は、風邪をひかないために、手洗いうがいだけでなく、クエン酸を摂ったりもしています。折角摂るなら美味しい物がいいでしょ?お取り寄せの梅ジュースを飲んだりするなど、身体にいいことはなるべくしてあげたいです。

最後に読者にメッセージを。

歳を取っても、ちゃんと歩いている人は元気な方が多いと思います。歩くといっても、そんなに歩く必要はなく、2日に1回5000歩くらい歩ければいいらしいです。それから、いろいろな情報を手に入れて新しいことに興味をもつことが大事ですね。身体と心を常に動かすことが、健康のヒケツだと考えます。

ピーコさんの健康アドバイス
(1)歩くことを心がける
毎日、1万歩は歩くというピーコさん。運動不足を解消し、体脂肪を燃焼させてくれる効果が期待できます。

(2)クエン酸を摂る
クエン酸を摂ることで、身体の新陳代謝がよくなり、細胞の若返りが期待できます。

(3)食事はバランスよく、そしてほどほどに
昼がラーメンなら、夜は中華ではなく和食というように、1つのジャンルに偏るのではなく、いろいろとバランスよく食べることが大事です。