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健康コラム

冬季オリンピック 金メダリスト
荻原健司 さん

群馬県草津町生まれ。ノルディック複合の選手として長年に渡り世界のトップアスリートとして活躍、オリンピック団体戦で2大会連続金メダル獲得、ワールドカップ個人総合3連覇などを含め通算19勝という前人未到の成績を収めた後、2002年に競技生活を引退。スキースポーツの持つ素晴らしさ、感動を知ってもらいたいという熱い想いから、引退後は子どもたちにスキーの楽しさを教えたいとボランティア活動などを積極的に行う。2004年7月、参議院議員選挙全国比例代表区で初当選。スポーツ振興や教育問題、環境問題に力を注ぎ活躍。より近い現場でスポーツ振興をとの思いから2010年の参院選には立候補せず、今後はスポーツ界での活躍が期待される。


スキーノルディック複合選手として世界で活躍し、‘92年にはアルベールビル、‘94年にはリレハンメルと、冬季オリンピックで2大会連続の金メダリストに輝いた荻原健司さん。さらに今年の7月まで参議院議員を6年間務め、スポーツ振興にも力を注いでこられました。いつもイキイキとされている元気の源についてお伺いしました。

ノルディック複合選手として活躍をされた後、なぜ議員を目指そうと思ったのですか?

選手時代、いろんな諸外国の競技施設や選手たちの合宿環境を見てきて、自分たちの置かれている境遇との差を感じていました。その頃から、「ゆくゆくは日本のスポーツ界を良くするための仕事に就きたい」と考えていました。そして、選手を引退して2年後の参議院選挙を前に、自由民主党の方から「選手時代の経験を国会で生かしてみないか」という提案をいただきました。元スピードスケート選手の橋本聖子議員や、かつてはサッカー選手の釜本邦茂さんも議員を経験していらっしゃいます。国会で自分の経験、意見を語る、政府に要望できるというのは、なかなかないチャンスだなと思い、議員にチャレンジしました。

参議院議員を6年間務め、今後はまたスポーツの現場へ復帰をされるとお伺いしました。

参議院議員として、スポーツ振興を中心にこの6年間仕事をさせていただきました。その中で、「スポーツ基本法」という新しい法案作りに取り組んできました。今後は、国も政府も五輪やW杯の招致により力を入れることができる、あるいは財政支援ができるようになり、もっと国が積極的にスポーツ振興に取り組めるようになります。この法案の中で、自分の言いたいこと、こうすべきだというものは全部出し切れたと思います。その一方で、スポーツの現場から離れていたもどかしさが、ここ2年ぐらい自分の心の中を錯綜していました。ここを一つの区切りとして、現場に戻ってスポーツ界、スキー界に恩返しをしていきたいと考えています。

現役選手時代と現在、生活環境はどのように変化しましたか?

選手時代の方が規則的な生活をしていましたね。選手の頃は「練習(運動)」「食事」「睡眠」の3つだけで、生活のリズムを作っていました。議員活動は夜中まで及ぶこともありましたし、昔から比べるととても不規則になったように思います。

現在、健康のために行っていることは?

仕事の空いた時間にジョギングをしたりと、適度に運動するようにしています。あとは睡眠をとても大切にしています。移動中の車や飛行機ではなるべく睡眠をとって、頭をリフレッシュさせるよう心がけていますね。

実践している健康法は何かありますか?

取り組んでいる健康法といえば、最近日本でも普及してきているノルディックウォーキングです。2本のストックを持ってウォーキングをすることで全身運動となり、普段使わない筋肉が鍛えられ、肩こりの解消などにも効果があります。老若男女誰でも簡単にできるので、ぜひ皆さんにおすすめしたいスポーツです。

食生活で気をつけていることはありますか?

食事はしっかり食べる。中でも野菜はたくさん摂っていて、その季節ごとの野菜を食べるようにしています。食物繊維やビタミン類などが摂れるのはもちろんですが、脂っこい食べ物や焼き肉が大好きですので、野菜をしっかり摂り入れることで、カロリーや栄養のバランスを整えるよう心がけているんです。

ご自身にとって「健康」とは?

風邪や病気にかかると、健康の大切さに改めて気がつかされます。やはり健康は宝だし、健康あっての「生きる力」ですよね。スポーツ活動も議員でもそうですが、健康があるからこそ内からやる気が湧き出てくる。健康はすべてのエネルギーの元だと思います。

今後チャレンジしたいこと、今後の活動予定を教えてください。

議員活動では、現場に行けなかったり、スポーツ振興だけに力を注ぐというのは難しい部分がありました。これからは自分のすべての時間をスポーツ振興に費やし、徹底的にスポーツ環境を良くするために力を注いでいきたいです。
 特に日本スキー界はこのところオリンピックでメダルがないので、現場の選手たちが頑張れるような、あるいはコーチや指導者が集中できるような環境を作り、「スキー種目で日の丸を掲げてもらう」ということを大目標にして取り組んで行きたいと思います。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

これまで「諦めない」「頑張る」という気持ちがあれば夢は達成できるということを経験してきました。ケガや病気に対しても同じだと思います。やはり「病気を治そう」「治したい」って前向きな気持ちを持つということが何よりも大切だと思います。

荻原さんがおすすめする健康法
ノルディックウォーキング

ノルディックスキーのオフトレーニングとしてフィンランドで発祥し、ヨーロッパで800万人以上の人たちが楽しんでいるノルディックウォーキング。2本のストックで地面をつきながら歩くことで、下半身だけでなく腕や肩などの上半身を大きく使うため、通常のウォーキングよりも30~40%も高いカロリー燃焼率が期待される。足が地面に着く際の衝撃から足腰を守ってくれるほか、下半身の向上はもちろん、首、肩にかけての痛みやコリを解消の効果もある。